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アイアンでドローボールを打つ方法

ゴルフレッスン 失敗しない選び方 飛距離アップ クセ解消 スライス フック シャンク バンカー 上達法 練習法 ゴルフの悩みすべて解決! ゴルフワンポイントレッスン
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ドッグレッグのホールに限らず、ゴルフドローボールを自由に打てるようになるとゴルフ上級者の仲間入りです。憧れますよね。

コースではドライバーだけでなく、アイアンでドローボールが役に立つ場面があります。

この記事ではドローになるようなボールを意識して打つにはどうしたらよいのか解説していきましょう。                                                  

ドローボールってどんな球?そのメリットは何?

ゴルフのショットで左右方向の回転が全くないということはほとんどありません。つまりボールの回転軸が地面に対して完全に平行に打てるということはほとんどありえないのです。サイドスピンが500rpm(回転/分)、程度以下ならボールはほぼ真っすぐに飛んでいきますが、これを越えるとどちらかに曲がるボールになります。

そのため、ショットしたボールにはそのサイドスピンの方向と回転数によって球筋が大きく変わる場合があります。

その種類は一般に

  • スライス
  • フェード
  • ストレート
  • ドロー
  • フック

があり、スライスやフックはミスショットに近い球質といえます。その中からこの記事ではアイアンで打つドローボールについて説明します。

ドローボールとは

ドローボールは回転軸が目標に向かって左側に傾いている状態で飛んでいくボールで、ボールを真上から見たときに、やや左向きに回転している状態です。その左回転のレベルが500~1000rpm程度ならドローで、これが1500以上になるとフックやチーピンと言われるミスショットになってしまいます。

ドローボールはどんなメリットがある?

ドローボールのメリットボールが地面に落ちてからのラン(転がり)が出やすいという点です。ドライバーなどでは同じキャリーでもランが多いので飛距離が稼げます。これはバックスピン量がフェードに比べて少なくなるからです。

また、フェードに比べてボールが低くなるので、アゲンストの風などの場合、風に負けないボールを打てます。

アイアンでドローを打つ目的は?

ドローボールは飛距離を出しやすいので、飛ばしたいと思うときに使用します。しかし、アイアンの場合は一番手ロフトの立っているクラブを使えば飛距離がでるので、単に飛距離だけでアイアンをドローで打つというのはリスクが大きくなります。従って、無理にアイアンでドローを打つ必要はないかもしれません。

正面に木があって右から曲げて目標方向などを狙いたい、手前から転がしてグリーンオンさせる、といった目的がありますが、上級者のテクニックとなるので、自分の技術レベルによってドローを使う目的を考えればいいでしょう。

アイアンでドローボールを打つ方法

ドライバーでドローボールが打てるようになることは、初心者やアベレージゴルファーにとって憧れの一つですが、アイアンでも同じ球質のボールが打てるようなると上級者の仲間入りをしたような気分になります。具体的にアイアンでドローボールを打つにはどうしたらいいのでしょうか。

簡単に打つ方法

初心者でも比較的簡単にアイアンのドローボールが打てる方法があります。

  1. いつも通りにアドレスをする
  2. その状態からボール1個分程度(約4cm)だけ右(目標と反対方向)に移動する
  3. その時にフェースが目標方向を向くように、グリップを回転させる。
  4. ボールが右足に寄っているぶん、テークバックがインサイドに上がりやすいので、結果的にインサイドアウトのスイングになる。
  5. インサイドアウトで打つと自然にドローボールになる

上記の手順で打つと比較的に簡単にドローボールが打てるようになります。

ただし、ドローではなく、チーピンフックボールになってしまう可能性があるので注意が必要です。又、アドレスロフトが立ち、ボールフェースが被さってくるようなハンドファーストが強くなる感覚になるので、ダウンブローに打てないとミスが増えます。

このショット場合、フルショットではなく肩から肩までのスイングで打つ方が安定します。                                                     

安定したドローボールを打つ方法

少し上級者の打ち方になりますが、アドレスでクローズドスタンスに構えて、クラブのフェースだけを目標方向に向かせる方法です。

  1. いつも通りにアドレスをしたあと、右足を少し引く。
  2. 右足を引いたぶん、肩や胸のラインも足と平行になるように構える。
  3. そして、クラブフェースは目標方向に向くようにする。
  4. 向いた体の方向と平行にスイングをする。

上記の場合は、ボールは少し左足に寄った状態になるので、十分に体重移動ができていないとダフってしまう可能性が高まります。

高度なテクニック

プロや上級者になってくると、アドレスやボール位置は変えずに、スイングそのものを少し変えるだけでボールの打ち分けをします。ダウンスイングのフェースの開閉によって調整する方法で、インパクトの瞬間にボールに左回転を与えるように手首を回転させます。

この方法はかなり練習と慣れが必要なので、初心者は真似をしない方がいいかもしれません。

コースではドローボールをどう使ったらいいの

基本的にアイアンはグリーンオンを狙うときに使うクラブです。ドローボールが打てるようになっても、どのような状況でドローボールを打てばいいのでしょうか。                                         

グリーンが固い場合

グリーンが固いと、グリーンに直接ボールを落とすと、転がってオーバーしてしまう可能性があります。このようなときは手前に落として、そこからランでグリーンオンさせる方法をとります。このときにはランがでるドローボールの方が有効です。                                                              

ピン位置が奥の場合

ピンがグリーンの奥に切ってある場合、グリーンの中央にボールを落として、そこから転がしてピンに寄せるテクニックを使います。ドローではなくスピンを効かせて止めるボールを打つこともできますが、ピンの奥に止まるボールを打つには方向性と距離感が大切になるので、より簡単なグリーン中央を狙って転がす方がピンに寄りやすくなります。                                                       

右にOBや池、バンカーなどのハザードがある場合

右にボールが飛んで行ってしまうと、ハザードにつかまる可能性があるときにはドローボールで右に行かないようにすることがあります。

ただ、正確にドローボールが打てないと、ドローがかからずに真っすぐに行ってしまったときのリスクがあります。

正面に木などがあってスタイミーになっている場合

正面に木などがあって、まっすぐに打てない時は敢えてドローより曲がるフック(インテンショナルフック)を打って、ボールを左に曲げてグリーンを狙います。

また、ティーショットで左の林の中などに入ってしまった 場合にも、敢えて曲げて次のショットを打ちやすいところに出すケースもあります。                                            

まとめ                             

アイアンはできるだけ真っすぐに狙った方向に打てることが一番重要です。ドローボールが持ち球の場合は、ドローを前提にコースマネージメントをすれば良いのですが、無理にドローボールをマスターする必要はあまりないでしょう。

トラブルからの脱出方法として、ドローやインテンショナルフックを練習しておく、ということを目標にしてはいかがでしょうか。                                                     

 

 

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