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飛距離計測 打ちっぱなし練習場での活用法は?分かりやすく解説!

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誰も説明してくれないけど、、本当は打ちっぱなしの練習場にある飛距離計測器の使い方を知りたい!

という方が結構多いようです。

飛距離を測る装置はいろいろとありますが、最近では打ちっぱなしの練習場にも飛距離計測器が設置されているところがあります。

この記事では最近の打ちっぱなしゴルフ練習場にはどんな飛距離計測器が設置されているのか、また、これらの装置をどのように利用すれば良いのかを分かりやすく解説します。 

 

ゴルフ練習場にはどんな飛距離計測器があるの?

練習場の2つのタイプ

ゴルフ練習場には

  • 屋外の打ちっぱなしの練習場 と
  • 屋内の練習場

の二つのタイプがあります。

 

打ちっぱなしの練習場は打席数が多く同時の多くのゴルファーが練習をできますが、屋内の練習場は数打席しかない場合が多く、数メートル先のネットに向かって打ちます。

室内練習場の飛距離計測器

室内練習場にはシミュレーションゴルフといって、自分が打った打球がスクリーンに映像化されて表示されるような設備を導入しているところも増えています。このような設備は飛距離や打球の性質などがわかるようになっています。

屋外の打ちっぱなしの練習場の飛距離計測

屋外の打ちっぱなしの練習場の場合、飛距離計測は練習場に設置されている距離看板を目安にして、目視で自分の飛距離を確認する方法がほとんどです。

しかし、最近は打ちっぱなしでも飛距離がわかる設備を設置している練習場が増えてきています。
実際には以下のような飛距離計測器の導入が進んでいます。

打ちっぱなし練習場の飛距離計測器の種類

トップトレーサー

トップトレーサーは打席には計測用の機器はなく、屋根の上に複数台設置されたカメラからボールを追跡して飛距離、ボールスピード、打ち出し角度などを計測します。これらのデータは各打席に設置されているモニターに表示されます。

各打席に測定器などを準備する必要がないので、この設備を導入している打ちっぱなしの練習場は急増しているようです。

 

トラックマン

トラックマンは飛距離測定器として最も知られている機材の一つです。打席の後ろにレーダーで計測できる専用のパネルを準備して、飛距離、ボール初速、スピン量などを計測します。データはパネルに接続したパソコンに表示されます。

プロゴルファーの多くがこのトラックマンの設備を使って練習していると言われています。

トラックマンは打席毎に設備が必要なので、打ちっぱなしの練習場での導入が遅れているようです。

スイング動画撮影機器

自分のスイングを正面と後方から撮影して再生してくれる設備、スイング動画撮影機器を導入している打ちっぱなし練習場も多くあります。

この機器でも飛距離を表示してくれますが、実際のボールを追跡しているわけではないので誤差が大きくなります。
また、最近は自分のスマホでスイングを撮影する人が増加しているので、この設備は減少傾向にあるようです。

飛距離計測器で何が分かる?                              

打ちっぱなし練習場にある飛距離計測器は、

  • 飛距離
  • ボール速度
  • 打ち出し角

など多くのデータを測定してくれますが、具体的にどのようなデータを測定してくれるのでしょう。

飛距離                      

飛距離には、

  • キャリーと言われる落下地点までの距離、
  • ランと言われる地面に落ちてから転がる距離を足した距離

の2つがあります。

ランを含めた飛距離は落下地点の状況によって大きく変わるので、自分の実力を知るにはキャリーが最も大切です。   

練習では番手毎の自分のキャリーを知ることが大切です。

飛距離を測定するとドライバーの飛距離のみに集中するゴルファーが多くいます。しかし、アイアンの正確な飛距離を知るとラウンドでより正確な番手選びが可能になります。

ボールスピード

ボールのスピードは飛距離に大きな影響があり、ボールスピードが速いほど飛距離は伸びます。

ボールスピードはヘッドスピードと関連しますが、どんなにヘッドスピードが速くてもミート率が悪ければボールのスピードは落ちます

 

女子プロが男性アマチュアと同じ位のヘッドスピードでも飛ばしているのは、ミート率が高くボールのスピードが速いからです。

 

打ちっぱなしの練習場では一球ごとのヘッドスピードや飛距離を気にするより、そのボールスピードを気にしながら練習した方が良いとも言えます。つまり、ボールスピードを意識すると、ミート率(スマッシュファクター)を上げるようにする練習ができるのです。

打ち出し角

打ち出し角とは地面に対して何度の角度でボールが打ち出されたかを測ったデータです。アマチュア男性のドライバーの平均的なヘッドスピードは約40m/sと言われていますが、最も飛距離を出せるのが打ち出し角13~15度程度といわれています。    

打ち出し角はティーアップの高さの調整である程度は可能です。それでも打ち出し角が思う通りに行かない場合はロフト角の調整などが必要になるかもしれません。

飛距離計測器のデータを有効に使う方法                             

飛距離計測器で得られたデータを有効に利用しないとゴルフの上達にはつながりません。どのように活用したら効果的なのでしょう。

ヘッドスピードを上げる練習

ヘッドスピードを上げるには筋力のアップや適切な体重移動など根本的な改善が必要です。一日の練習で一球毎にヘッドスピードを測る必要はあまりないのです。

ユピテルなど素振りでヘッドスピード測れる機器もあるので、どうすればヘッドスピードが上がるのかを研究した方が効果的です。

更にヘッドスピードはゴルフショップの試打コーナーなどで設置されている機器がもっとも正確に測れるので、たまに行って自分のヘッドスピードを確認するのも方法です。

ミート率(スマッシュファクター)を上げる練習

ミート率はヘッドスピードとボール初速が分かれば計算できるので、練習場でボールスピードが分かれば、大体のミート率はわかります。

例えば練習場のデータでボールスピードが50m/sというデータが出たとしましょう。自分のヘッドスピードが40m/sだとすると、ミート率は50÷40=1.25という計算をします。

ミート率の最大値は1.5程度といわれていて、プロはこれに近い数値をいつも出します。

アマチュアの場合1.4以上になるとナイスショットの部類になるので、ヘッドスピードが40m/sの人は練習場でボールスピードが56m/s以上になるように練習をすればいいのです。

バックスピンとサイドスピンをコントロールする練習                     

サイドスピンは横に回転するスピンでフェードボールやドローボールになります。バックスピンは飛距離に大きな影響を与えます。

ドライバーの場合、バックスピン量は2500回転前後が適切といわれていて、数値が大きすぎるとボールが吹き上がってしまい飛距離をロスします。逆に少ない場合はボールが空中に浮いている揚力が減るので、途中でボールが落ちてしまい飛距離をロスします。

スピン量に関するデータはGCクワッドなどの専用の機器が必要になるので、ゴルフショップの試打などで自分のクラブも持ち込んで試してみると良いかもしれません。

また、打ちっぱなし練習場ではなく、屋内練習場にはこれらのデータを把握できる計測機器を設置しているところもあるので探してみてください。

まとめ                            

飛距離計測器がある打ちっぱなし練習場はまだまだ多くありませんが、確実に増加しています。ドライバーの飛距離のデータばかりを確認するのではなく、それ以外のデータや他の番手のデータも確認しておくと、より実践的な練習ができるようになるでしょう。                                               

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